今回は海外BLをご紹介します。
海外のBLは短編でもしっかりと読み応えのあるものが多いんです。
今回は【海外BL クリスマス・スレイブ The Christmas slave】をご紹介します。
目次
The Christmas slave(クリスマス・スレイブ)
原著:シャノン・ウエスト イラスト:麻々原絵里依
翻訳:冬斗亜紀 出版:新書館
発売日:2018
見どころ① 大病した主人公がとにかく痛々しい姿。どん底だからこそ気付く大切なもの。
大病をして、ひとりクリスマス前に退院した主人公、マイケル。
付き合って間もなかった恋人に捨てられ、裏切られ、最悪のクリスマスになることは間違いありませんでした。
悪態を履きつつも、なんとか生活を立て直そうとしていた時、別れたはずの元恋人、ローガンが目の前に現れました。
「金と引き換えに、クリスマスまで俺の奴隷になれ」
不敵な笑みを浮かべた彼はマイケルにそう提案するのでした。
見どころ② 主人公の後悔と、垣間見えるローガンの葛藤
主人公、マイケルが別れのきっかけを作ったのは事実です。
しかし、憎めない。過ちは誰にだってあるし、やり直すことだって不可能じゃありません。
お話の中で、二人の間には確かにつながりがあることを感じさせます。
憎みたい、憎むべきだけれど、どうすればいいのか……そんなローガンの葛藤がグッとくる作品です。
こんな方におすすめ
- 元さや系のBLが好きな方。
- 読書する時間があまりとれない方や、ベッドサイドでの読み物に。
いかがでしたか?
The Christmas slave(クリスマス・スレイブ)を是非読んでみて下さいね!