転生した先の環境が最悪だったり、不遇の目に遭っちゃう異世界ライトノベルって、序盤は可哀そうなんですけど。
少しずつ努力が実ったり、誤解が取れたりしたり、少しずつ味方がふえてくるとだんだん読むのを止めれられなくなりますね。
徹夜決定です!笑
今回は【不遇皇子は天才錬金術師~皇帝なんて柄じゃないので弟妹を可愛がりたい~】をご紹介します。
目次
不遇皇子は天才錬金術師~皇帝なんて柄じゃないので弟妹を可愛がりたい~
著:うめー イラスト:かわく
出版:TOブックス 発売日:2023
見どころ① 孤独な王子が錬金術をつかってひっそりと生きていきたい。
あわよくば今世は弟を愛でたいし、兄として頼られたい主人公アーシャ。
彼はイスカリオン帝国の第一王子として転生しました。しかし、彼はすぐ自分が不遇の目に遭っていること、そして、血筋のせいで弟たちから疎まれる運命であることを悟ります。
今世でも家族に恵まれることができないのかと落胆するアーシェでしたが、弟たちのためにも帝位継承権を手放し、自立し、ほそぼそと生きていくことを決意します。
異世界で出会った趣味、錬金術をして生きていきたいと願うようになり、生活費を稼ぐために錬金術を駆使します。
見どころ② 第一王子なのに不遇され続ける主人公を応援したい。
王族なのにもかかわらず、数人しかそばにいない孤独な王子、アーシェ。
使用人も護衛も、あるべき後援の貴族もいない。本来なら有り得ない環境に身を置く彼ですが、周囲はその状況に憤懣しますが、本人は気にしていない様子。
実の父親はアーシェを愛してくれていますが、会える時間はとても少なく、周囲にいる父の側近も親子の逢瀬を邪魔する不遇っぷり。
ですが、父親が困ることはしたくないとアーシェは訴えることをしません。
彼は自律に向けて錬金術を極め、その高い能力をひた隠しにします。それは会うことも許されたない弟たちの為でもあります。
アーシェの願いは、帝位を捨て、錬金術をして暮らし、あわよくば可愛い可愛い弟たちを愛でたいだけでした。
見どころ③筆者のたえまない努力の上でつくられた作品。心の機微を読もう。
【不遇皇子は天才錬金術師~皇帝なんて柄じゃないので弟妹を可愛がりたい~】の作者、うめー先生の絶え間ない努力が伝わります。
アーシェだけじゃない、登場人物の心の機微が特に細やかに書かれています。
感情を抑えた人たちの懊悩や、歯がゆい感情が読者に伝わります。
このまま愛しい弟たちを愛でて、守って、幸せになって欲しいです。
こんな方におすすめ
- 不遇な環境でも自分を強く持った主人公が好きな方
- 昔化学が好きな方、魔法や錬金術が好きな方。
どうでしたか?
少しでもご興味がある方はぜひぜひ♪
みなさん【不遇皇子は天才錬金術師~皇帝なんて柄じゃないので弟妹を可愛がりたい~】を読んでみて下さいね!