今回は【わたしたち、離婚したはずですが?】をご紹介します。
短編のライトノベルですので、通勤通学時間におススメです。
目次
わたしたち、離婚したはずですが?
原著:時岡継美 イラスト木ノ下きの
出版:天海社 発売日:2024
見どころ① じれじれラノベ!離婚したとたんに旦那様が甘く口説いてくる謎!
2年間清い関係、いわゆる白い結婚だったエミィとアルノルト。
氷の公爵家であり、多くの女性のあこがれの的であるアルノルト。このままでは彼が幸せになれないからと離婚を申し込んだエミィ。
それほどエミィはアルノルトのことを愛していたのです。
朝早くに離婚の手続きをすると言って外出したアルノルトでしたが……帰ってくるなり豹変!
離婚を渋り、駄々をこね、溺れるほどの愛の言葉を囁き愛情表現します。
どうして? なぜ?
定番のすれ違いラブ!
見どころ② アルノルトの部下視点のお話がより一層アルノルトの魅力を底上げ!
なんといっても、今回の名脇役といえばアルノルトの直接の部下、レイヴィス!
言葉遣いもチャーミングな彼。
エミィへの恋に戸惑う彼をしっかりサポートしてくれました。
メインカップルもいいんですけど、レイヴィスの登場によってこのライトノベルの魅力が増したなって思います。
いい仕事をしていますね。
彼が主人公になったお話を読んでみたいです。
見どころ③かなり鈍感。しかし一生懸命なエミィに共感!
読み終えて思ったのは、主人公の鈍感力ですね!
なぜ気付かない……何度そう思ったことか!
自分に自信がなさ過ぎて自己肯定力が低いおかげで今回のすれ違いが生まれたようですね。
まぁ、アルノルトさんも……口下手すぎたのだと思いますが……笑
すれ違った分、自分の気持ちを伝える努力を始めた二人なので、このまま幸せになって欲しいですね。
あとは、当て馬役の女性も程よく悪役で二人の恋を盛り上げてくれましたね。
とてもバランスのいいライトノベルでした!
こんな方におすすめ
- 切ないシーンは少ないのでほのぼのしたお話が好きな方!
- 寡黙なヒーローがひたすら妻を愛でる!溺愛系ラノベが好きな方!
【わたしたち、離婚したはずですが?】
みなさん是非読んでみて下さいね!