異世界ライトノベルだけではなく、BLラノベでももふもふは大人気ですよね。
BLに獣人が組み合わさると、お話がダイナミックになりますよね。戦うアクションシーンもとっても読みごたえがあります。
今回は白ライオン王の子連れ婚をご紹介します!
可愛い猫獣人の子供たちが出てくるのですが、とっても可愛くて母性愛がくすぐられますよ!
目次
白ライオン王の子連れ婚
著:塩山オーロラ イラスト:サマミヤアカザ
出版:KADOKAWA 発売日:2018
見どころ① 猫獣人の子供たちが可愛くて頼もしい!萌える子育てBL
主人公はユキヒョウのビイ。まだ若い彼は失踪した兄の代わりに6人の子供を育てています。
子供たちのために必死で働き、内職をして生計をたてていました。
その暮らしはとっても慎ましいものでした。
ある日、ひょんなことからビイは王宮の補佐役の男性から仕事をしないかとスカウトされます。
雇用主はまさかの冷酷で凶暴な白ライオン王、ハウトでした。
恐怖におののくビイでしたが、高給与につれられ、背に腹は代えられないと承諾します。
見どころ② 冷遇されているハウトの誤解がとけていく。努力が実る瞬間!
この物語のポイントの一つは、ハウトの冷遇です。
恐ろしい存在、冷酷で残酷な白ライオン王……。
そんなことはまったくありません、民のことを思い、寝る間を惜しんで法律を作り、弱き者、国民のためにとまい進しているハウト。
そんな王の存在を歪曲し、邪魔をする敵がしっかりとざまぁされます。
ハウトの努力が実ったというか、不器用で間が悪いハウトの補佐をビイや子供たちがしてくれた感じですね。
ビイの存在が、ビイの愛が周囲をどんどんと変えていきます。
見どころ③とにかくみんなでハッピーエンドのストーリー!
ビイという存在のおかげで、ハウトの人生は大きく変わります。
定めた法律が不履行だったことを知れたり、愛されること、必要とされること、笑いかけてもらって髪を撫でられること、あいさつのキスのこと。
なにも知らなかった孤独な王、ハウト。
彼が血生臭い噂を蹴散らし、名実ともに優れた王になるまでのサクセスストーリーでもあります。
話の中に、ビイの子供たちの隠された真実も出てくるのですが、正直、泣けました……健気で……。是非読んで欲しいですね。
こんな方におすすめ
- 残虐な人間と誤解された孤独なヒーローが幸せになるお話が好きな方
- こどもがたくさんでてくるアットホームなお話が好きな方
いかがでしたか?
すこしでも魅力が伝わるといいのですが……
白ライオン王の子連れ婚、是非読んでみて下さいね!