後宮といえば華やかな女たちの園であり、陰険で色々な思惑が交わり合う恐ろしい場所でもありますね。
そんな後宮ライトノベルはたくさんありますが、その中でも続きが読みたくて仕方がない作品です。
今回は【ふつつかな悪女ではございますが 〜雛宮蝶鼠とりかえ伝〜】をご紹介します。
目次
ふつつかな悪女ではございますが 〜雛宮蝶鼠とりかえ伝〜
著:中村颯希 イラスト:ゆき哉
出版:一迅社 発売日:2020
見どころ① ただの入れ替わりじゃない!不屈の根性、最強の精神、虚弱な身体、努力を惜しまない主人公のびくともしない姿に感服!
雛宮──次の妃の育成を目的とした宮。五行の性質を持った名家から姫たちが集められている。
そんな中、次期皇后に近いとされているのは美しく可憐な玲琳。
一方、鼠姫と呼ばれていた慧月はそばかすだらけの見た目に長けた芸もない。
陰気な性格で下級女官からも蔑まれていました。玲琳の真逆のような女性です。
そんなある日、慧月によって襲撃を受けた玲琳ですが……なんと、目が覚めると二人の身体が入れ替わっていた!
悲しみに暮れる玲琳……ではなく。
全く悲しんだそぶりはなく。笑
息切れもなし!ちょっとやそっとでは失神もしないし寝込みもしない!と慧月の身体を大絶賛!
玲琳は身体だけが弱いだけで、メンタルも根性も最強の姫だったのです。
見どころ② 嫌われようと、冷たくされようとも自分らしく。見た目が変わっても玲琳は玲琳だ!
慧月の強い体になってから、玲琳はさらに己の欲望のまま動きまくります。
か弱くて、一人では何もできない姫かと思っていたのに、まさかの健康な身体を得たら水を得た魚かのようです!
かっこいい、玲琳!よかったね、もっとやれ!って応援したくなる一冊です。
ふつつかな悪女ではございますが 〜雛宮蝶鼠とりかえ伝〜はコミカライズしてます。これも是非読んでみてください。とっても絵がきれいです。
こんな方におすすめ
- パワフルに生きる女性に憧れる女性たちにおススメ
- 後宮や美しい中華風の世界が好きな方!
私も今夜読み直します。みなさんも是非読んでみて下さいね!